ジャポニスム初回から参加している「へんみ櫛店」の逸見英隆さんが参加している展示会に出かけて、ゆっくりお話を聞いてきました。
木曽の伝統工芸であるお六櫛。櫛の形や櫛の歯にも種類がたくさんあって、髪質だけでなく、生活のスタイルでおすすめの櫛が変わるそうです。
「ご自由にお試しください」の櫛が並べてあったのですが、春休みの小学生の姉妹が近づいてきて興味を持った様子。逸見さんの「使ってみてください」の一言で髪を梳き始めました。
するとホワホワしていた細い毛が、櫛の通ったところから「しとっ」とおさまって、キレイな黒髪に変わっていきました。驚きです。
硬いミネバリの木からできた櫛の櫛目は静電気も起こりにくく、そのままスッとおさまるんですね。ブラシじゃこうはいかない。
ブースの傍では実演もありました。
硬くて少し重いミネバリの木に、専用のノコギリで歯挽きして、歯先をヤスリで細くしていきます。髪に負担のかからないように微調整していきます。
細かい作業を繰り返して出来るお六櫛を、私も買い求めてみました。持ち歩けるよう小さめのものを選びました。
移動の時、車の中で使えるのが重宝です。
ジャポニスム当日は、ワークショップもあります!使い心地を左右する大事な作業、歯先を尖らせていく工程を体験することができます。所要時間は1時間程度。参加費は3800円です。
4月16日松本ジャポニスム、四柱神社前の「へんみ櫛店」ブースで当日受付です。
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