4月18 日、「春の御庭と春の路」無事終了いたしました。
四柱神社「春の御庭」では..
- 能楽
開智小学校の男の子が仕舞を熱演。
松本能楽の未来は明るいですね。
解説も交えながらの能楽は、ぐっと親しみやすくなったのではないでしょうか。 - 生田流箏曲、地唄
箏曲の春の海、地唄の越後獅子、そして山田流とのメドレー、他流派との合奏は箏曲の懐の深さを感じました。
主催としても嬉しい場面でした。 - 生田流箏曲、荻江節
古今集の和歌を元にしたオリジナル曲に続いて、荻江節の演奏に感激です。
胸が締め付けられるような美しい曲で時が止まっているかのようでした。 - 日本舞踊
長唄より豊(ゆたか)を舞っていただきました。
迫力ある舞は吉喜寶(きちきほう)先生ならではですね。
子ども舞踊長唄より藤娘を舞っていただきました。
可愛らしいだけではない、しっかりとした舞踊で華やかさを添えていただきました。
長唄三味線長唄の中でもユニークな曲を二曲。
雨の四季から飴売りの売り口上を来場の皆さんと唄った後に、ユーモア邦楽あたま山。
面白い歌詞に思わず笑い声が聞こえてきました。 - 津軽三味線
じょんから節や天竜くだれば、など馴染みのある曲を思いっきり演奏していただきました。
迫力ある三味線に釘付けでしたね。
盛り沢山の内容でした。
各教室の先生方に心からの御礼を申し上げます。ありがとうございました。
ナワテ通り「春の路」では
へんみ櫛店で細かい櫛挽きに関心したり、開高窯の器に合う料理と酒を想像したり、わらむすひの伝統と創作の融合を見たり、沈金なるものを知り、実際に体験したり、工芸のブースも充実。
三味線教室は一曲をマスターできるほどに丁寧に教えていただきました。
たつのこ書店の絵本展も沢山の方に来ていただきました。
大人にも楽しい絵本展になったと思います。
そして読み聞かせ、盛り上がりましたね。
他ジャンルのエキスパートをごちゃ混ぜに放り込んでよく振ったような企画でしたが、開けてびっくり、文句なしの絶品でした。
横田ゆうわさんのかにむかし、優しい語り口と軽快な三味線が昔噺の世界に引き込んでくれました。
前田斜めさんのじごくのそうべえ、太鼓が効いてましたね。
浅間火焔太鼓の新しい表情を見ることができました。
三味線も遊び心たっぷりで、あれ?この曲、なんだっけ?
と思った人もいたかもしれません。
目を閉じれば浮かんでくるほどに、インパクトのある読み聞かせでした。
出展者、出演者の皆様、寒さの残るなか本当にありがとうございました。
そしてご来場いただきました皆様にも感謝申し上げます。
ありがとうございました。
またお会いできますことを楽しみにしております。