工芸・ハリコチドリ

工芸・ハリコチドリ

オモシロコワカワイイ、張り子細工。

ハリコチドリさんの作品をなんだかジッとみつめてしまうのは、解るのに時間がかかるから。カワイイだけでもない、コワイだけでもないし、オモシロイだけでもない。

モチーフや素材の和紙からは子どもの頃の記憶を呼び起こす作用もあるようです。

作品の世界観にすっかりやられてしまったジャポニスムは、こっそりコラボの計画を進めていました。

ジャポニスムのチラシに毎回登場する裃(かみしも)をつけたカエルをハリコチドリさんと作りあげようと考えていたのです。

2月6日、ハリコチドリさんのスケッチブックを見ながら、カエル愛好家も交えてアイディアを出し合い、カエルの種類はヒキガエルに決定。

ハリコチドリさんはカエルのかぶりものを制作、ジャポニスムは衣装と小道具、それから中身の人を探すことに決め、別々に作業を続けていました。

そしてついに4月1日、エイプリルフールに結果を持ち寄り、合体させることができました。これは近年稀に見る面白すぎる瞬間でした。

写真を撮るために縄手通りに出ましたら、第一声。
「コワイ〜」
小さな女の子が親に訴えていました。私たちは大爆笑でしたが、中身の人は少し複雑だった様子。

名前は「ガマ竹具太夫」
流しの義太夫語りです。もちろんジャポニスム当日も来てくれます。

見つけたら「たゆう」と呼んであげてください。とても偉い方なので返事はしませんが。

4月16日松本ジャポニスム、ハリコチドリさんのブースでは、皆さんもお面を被って写真を撮ることができます。張り切って妖怪になりましょう!

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