「おっとぼけ美術館」は現在不定期で開館している小さな美術館です。
今回、ジャポニスム初参加が決まり、中に入ることができました!
「!」
お面!
お面!
お面!
そして奥の間にも案内してもらいました。
「これは…」
とてつもないパワーを感じ、しばし絶句。この部屋は、宮田嵐村(みやたらんそん)資料館となっており、嵐村先生の脳内を覗くことができます。
これ以上ない強烈なモチーフ。圧倒的な才能、感覚。そして生来の真面目さを持って創りだした道神面や絵画の衝撃たるや言葉にならず、呆けのように見回すばかりでした。
とにかく凄みのかたまりのような作品がズラリ。
芸術であることは間違いないのだけれど、アートという言葉には収まらない、民藝と言っていいような、いや、それも違うような…。うまく表現できない自分を歯痒く思いながら、その日は帰りました。
そして「何かすごいものを見た」という興奮を、会う人会う人に語り続けていたある日、
「岡本太郎が絶賛した人だから」
と教えてくれた人がいました。
その瞬間、わかりました。あの日見たのは「爆発」だったのです。
創作に対するエネルギーの爆発、それが芸術だと、岡本太郎は言っていたんだな、と岡本太郎の名言の意味までその一瞬で理解させられました。
おっとぼけ美術館の開館はインスタグラムなどで告知していますので気になる方はチェックしてみてください。
嵐村先生の魔力に惹きつけられて、先生亡き今もお面作りを続けている相澤さんに感謝する松本ジャポニスムなのでした。
おっとぼけ美術館のお面、一部ですが四柱神社の境内でご覧いただけます!覗きに来てください!
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