松本ジャポニスム2023、終了しました。

前日までの天気予報を覆しての奇跡の好天に恵まれ、松本ジャポニスム2023、無事終了致しました。

「伝統芸能」の舞台も多くの方に見ていただき、客席も楽屋も賑やかで楽しい一日になりました。こんなにたくさんの芸能がひとつの楽屋を共にすることも珍しく、先生方にはご不便をおかけしましたが、これもジャポニスム独特の雰囲気だと思い面白がってもらえたらと願うばかりです。無理ばかりお願いして頭が上がりません。心より御礼申し上げます。

「伝統工芸」も楽しんでいただけたのではないでしょうか。ワークショップや実演もあって、作る行程なども見ることもでき、遊びながら知ることができました。出展者の皆さん、工芸の五月の皆さんも激務の中ありがとうございました。

「にっぽんいろいろ」企画も充実でした。けん玉で遊ぶ。キモノで遊ぶ。アイメイクで飾る。えほんの読み聞かせは本当に面白かったですね。子どもにも大人にも響く楽しいお囃子入りで、その場の全員が乗せられちゃいました。そして和太鼓。大盛り上がりで驚くほどでした。皆さんにはお忙しい中を様々な工夫を凝らしていただき、ありがとうございました。とても楽しい一日になりました。

そしてご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。 
またお会いできる日を楽しみにしています。


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えほんの読み聞かせ

さァさァ評判、評判!今評判のえほんの読み聞かせだよ!

本日の出し物はくずおか由衣の落語えほん「めだま」だ!
なんと死んだはずのおとっつぁんの目玉だけが生きていた!目は口ほどにものを言うの例えもあるが、口うるさかったおとっつぁんの目玉がどうなりますか、そいつは観てのお楽しみだ!

さァさァ評判!それだけじゃァないよ!お次は前田斜めの昔話「つるにょうぼう」だ!
皆様よくご存知の話だが、心に響くは三味線の切ない音だけじゃァない。今日だけのとっておきだ!見逃したって知らないよ!

さァさァ!入った入った!オヤ、もう一番太鼓が聞こえてきた、さァさァ急いだ、急いだ!
評判、評判!評判の読み聞かせだよ!

三回目を数える読み聞かせですが、今回も見どころ聞きどころだらけで見逃せない内容です。

賑やかな出囃子、鳴り物、情景を思い起こさせる美しい三味線の調べ。そして寄席の雰囲気たっぷりの太鼓や笛。

お話は楽しい落語絵本と、聴かせる昔話。大人も子どもも楽しめる内容になっています。

当日は隣で「えほん屋さん」も開店します。

お子さん、お孫さんへの読み聞かせに、ひと捻り加えるヒントになれば嬉しいです。

ともあれ、観なくっちゃァ話にならない!
さァさァ入った入った!
評判、評判!今評判の読み聞かせだよ!

4月16日、読み聞かせは2回口演!

①12:30〜
②15:00〜

縄手通りでお待ちしています!


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昨年ジャポニスムで感動のラストを飾ってくれた火焔太鼓の皆さんです!

浅間温泉火焔太鼓保存会昭和37年結成

今年で61年目を迎える県内でも古い団体に数えられる火焔太鼓。
浅間の松明まつりで奉納太鼓として生まれ、3世代目と称するメンバーでは昨年60周年記念公演を成功させた。

子供会である本郷若獅子太鼓を教えているが、音の苦情問題などもあり、以降なかなか厳しく練習出来てないのが現状ではある。

太鼓を聞いてくれる方々には全力で演奏する事を目標に日々努力している。

4月16日縄手通り15時40分~ 演奏ご期待下さい!


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お稽古場風⑦子ども舞踊・錦友会

今日は子ども舞踊の教室を覗いてみましょう。

稽古場は松本市寿。通うのは子どもだけではなく、本格の日本舞踊を習っている大人や、舞踊の着付けを学ぶ人もやってきます。

舞っているのは「元禄花見踊」です。時代背景や振りの意味を分かりやすく説明しながらの丁寧なお稽古です。

踊っている子どもさんも真剣そのもの。この経験は間違いなく人生の糧になることでしょう。

教えているのは若柳吉友先生。軽快なお話を聞いているだけで日本文化の学びになります。

そもそも日本舞踊をやっている方は知識の泉なのです。何かひとつ舞おうと思ったら、曲の意味、衣装、歴史が分からないことにはやりようがないですから。

公民館での活動もされていて、月2回のペースで「日本舞踊を楽しむ会」を開いています。

子ども舞踊のかわいらしさは文句なし!是非、「うちの子だったら」なんて妄想をしながらご覧ください。

松本ジャポニスム四柱神社の舞台子ども舞踊は11:35から。お楽しみに!


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「遊ぶキモノ市」

新企画、キモノ市は「難しいこと抜き」の「遊びがいっぱい」です!

半衿付けをしながらのミーティングや、モデルを使っての写真撮りなど、準備しながらもアイディアを出し合い、面白い企画に練り上げました。

「アンティークキモノの販売」
キモノの知識は折り紙付、京都の帯屋の娘さんだという堀金和美さんのお店です。今回の企画のお姉さん的な存在で、訊けばなんでも答えてくれる頼もしさ。

当日はキモノを幅広く揃えていただきますのでお楽しみに。

「キモノに着せかえ、着付けルーム・きものの樂校」
パパッと着付けてくれるのは着付け師の山岸望さん。昨年のジャポニスムでお手伝いいただきましたが、上手ですよ〜。
「えっ、カワイイ」が口グセで、日々カワイイを追い求めています。

今回は写真を撮って楽しもう、という企画ですのでレンタルの時間は60分程度。15分から20分で着付けます。一回2,000円です。

「キモノよろず相談所」
周りに聞ける人がいない、呉服屋さんに聞くのは敷居が高い、などの細々とした疑問、質問にお答えします。

「キモノリメイク楽学」
楽学さんはキモノの生地でモンペや巻きスカート、髪飾りなどを作っています。種類豊富なモンペは生地の組み合わせが肝です。今のうちに買っておくとこれからの季節に重宝しますよ!

「小道具貸し出し」
刀に扇、煙管に傘!写真用のアイテムを多数用意しておきますので、色んなものになりきって最高の一枚を撮ってください!

「遊ぶキモノ市」は4月16日松本ジャポニスムの縄手通り東側で開催します。遊びに来てね!


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稽古場風景⑥津軽三味線

言わずと知れた津軽三味線。縄手通りにほど近い菊岡まつ乃三味線スクールにお邪魔しました。

ちょうど宮沢三姉妹のお稽古中。

三人揃って「六段」という曲を聴かせてくれました。

津軽三味線は「太棹三味線」という種類で、その名の通り棹が太く、胴も大きめ。
小さい子が弾くとまさに「三味線にぶら下がっている」みたいです。

これ、本当に弾いています。難しい速弾きをこんな小さな手で。かなりの技術。

それもそのはず、この三姉妹は皆、小学校に上がる前から稽古を始めているんです。

一番上の莉乃音ちゃんは昨年、小学生の部全国一位に輝き、次女の愛乃音ちゃんも今年同じコンクールに挑戦するそう。三女、詩乃音ちゃんもかなりの腕前。

なんだか松本の津軽三味線は大盛り上がりなのです。

松本ジャポニスム、津軽三味線は13:05から!熱い演奏を是非お楽しみください。


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けん玉・Zuku Kendamas

今年もけん玉屋さんがやって来ます!

カラフルなけん玉の販売だけでなく、けん玉の技も見せてくれます!

体験のコーナーでは技を決めるとオリジナルステッカーをプレゼント!

楽しさいっぱいのZuku Kendamas(ずくけんだま)のけん玉屋。

大人も子どもも、けん玉する人寄っといで!

4月16日松本ジャポニスム、縄手通り幸橋でお待ちしています!


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稽古場風景⑤邦楽囃子・清鼓会

歌舞伎の舞台で打ち鳴らされる邦楽囃子。
松本に小鼓や太鼓を教えてくれる教室があるのです。しかも第一線で活躍する演奏家が講師を務めています。

藤舎清之先生です。

邦楽界で長く囃子を牽引してきた方で、NHKの邦楽番組を見ていると頻繁に出演されています。

小鼓は音を出すこと自体が難しい楽器で(その気難しさが魅力ではあるのですが)鼓らしい音がするまでにある程度時間がかかります。そこを最短にしようとあらゆる方法を使って教えてもらい、初めて「ポン」の音の出た感動は忘れられません。

今回のジャポニスムでは、長唄と端唄で楽しむことができます。長唄では曲の場面に合わせた様々な表情を、端唄ではお座敷の賑わいをより感じてもらえると思います。

4月16日、邦楽囃子の出番は2回!
12:00〜 長唄・囃子
13:40〜 端唄・囃子
贅沢な空間に酔いしれてください。


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稽古場風景④能楽・澤風会

宝生流の能楽師である澤田宏司先生のお話と謡(うたい)が興味深くて、お邪魔だとは知りながら何かと足を運んでいる能楽の教室。

先生の気取らず、真剣に能楽に取り組まれている姿勢が人を惹きつける力になっています。

稽古場にはお子さんから年配の方まで、幅広い年齢層のお弟子さんがやってきます。
先生の仕舞をじっと見つめる視線で、全員が先生を慕っているのが伝わってきます。

お稽古とはいえ、生の謡は迫力がすごい。

そういえば昨年の舞台で能囃子が始まり、気合いの入った掛け声が聴こえた途端に境内の鳩が一羽残らず飛び立ったのはちょっと面白かったですね。生の迫力が鳩に伝わったのでしょう。

今回のジャポニスム四柱神社の神楽殿、最後を締めくくる能楽の舞台は14:10から!

さらに!舞台終了の瞬間からワークショップを開始します。どんどんご参加ください。お待ちしています!

 観るだけじゃない、能楽を体験してみよう!

今回、能楽についてはジャポニスムの舞台の翌日にもお楽しみがあります。
「春宵の舞 能とバロック音楽の刻」4月17日(月) 松川村 すずの音ホール 18:30開演興味がある方はこちらもどうぞ。


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工芸・ハリコチドリ

工芸・ハリコチドリ

オモシロコワカワイイ、張り子細工。

ハリコチドリさんの作品をなんだかジッとみつめてしまうのは、解るのに時間がかかるから。カワイイだけでもない、コワイだけでもないし、オモシロイだけでもない。

モチーフや素材の和紙からは子どもの頃の記憶を呼び起こす作用もあるようです。

作品の世界観にすっかりやられてしまったジャポニスムは、こっそりコラボの計画を進めていました。

ジャポニスムのチラシに毎回登場する裃(かみしも)をつけたカエルをハリコチドリさんと作りあげようと考えていたのです。

2月6日、ハリコチドリさんのスケッチブックを見ながら、カエル愛好家も交えてアイディアを出し合い、カエルの種類はヒキガエルに決定。

ハリコチドリさんはカエルのかぶりものを制作、ジャポニスムは衣装と小道具、それから中身の人を探すことに決め、別々に作業を続けていました。

そしてついに4月1日、エイプリルフールに結果を持ち寄り、合体させることができました。これは近年稀に見る面白すぎる瞬間でした。

写真を撮るために縄手通りに出ましたら、第一声。
「コワイ〜」
小さな女の子が親に訴えていました。私たちは大爆笑でしたが、中身の人は少し複雑だった様子。

名前は「ガマ竹具太夫」
流しの義太夫語りです。もちろんジャポニスム当日も来てくれます。

見つけたら「たゆう」と呼んであげてください。とても偉い方なので返事はしませんが。

4月16日松本ジャポニスム、ハリコチドリさんのブースでは、皆さんもお面を被って写真を撮ることができます。張り切って妖怪になりましょう!

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